Amazon Honeycode 使ってみた

2020年6月24日にAmazon Honeycodeが発表されました。

こちらのサービスはノーコードでモバイルアプリとwebアプリを作成出来るものです。
テンプレートがいくつか用意されていて、その中からカスタマイズして使うこともできます。
2020年7月1日現在はbeta版です

作成したアプリはチーム内で共有することが出来ます。
20人までのチームかつ2500行までは無料で使用出来ます。
個人で使う分には無料範囲に収まると思います。
詳しい料金はこちら => https://www.honeycode.aws/pricing

スマホでアプリを使う際は、Honeycodeアプリをダウンロードする必要があります。
そのHoney codeアプリで作成したアプリを管理します。

早速使っていきます。

アカウント作成

まずはこちらhttps://builder.honeycode.aws/auth/signupからアカウントの作成をします。

登録後、認証メールが届きます。

AWSアカウントを紐付ける方法もありますが、今回は割愛します。
こちらのサイトを読むと連携出来ます。 => https://honeycodecommunity.aws/t/connecting-honeycode-to-an-aws-account/98

workbook作成

右上の Create workbookをクリックすると、3つほどメニューが出てきます。
Import CSV file はその通り、CSVファイルから読み込むことが出来ます。
ただし、関数などは読み込まれません。再度作成する必要があります。 Use a templateはAmazonが用意してくれたテンプレートを使うことが出来ます。 Start from scratchは自分で1から作る事ができます。

今回はタスク管理である、Simple To-doを作成してみます。 Use a template > Simple To-do をクリックするとこのような画面になります。

スプレッドシートのようなものが表示されています。
こちらから、表示されるものを変更することが可能です。 今回のTodoアプリにあまり関係ありませんが、関数が使えるので、四則演算などやifなど一通りの関数が使えるので、使いこなすとなかなかのアプリが作れるかもしれません。

Bulider > Todoを押すとアプリのUIを変更することが出来ます。
右上のView appでアプリがどのような画面かを見る事ができます。

こちらはPCでの表示です。

スマホ表示はこのような形になります。

自分のアカウントのスマホに入れ際は、特になにかを設定する必要はありません。   勝手にどんどん追加されていきます。
とてもシームレスで便利です。

使い勝手

いろいろ使ってみましたが、なかなか難しいです。
(アプリ開発者の方を尊敬します)
まだbeta版でドキュメントが無い(少ない?)ため、なかなか思うように動かせません。

簡単なものであれば、作れますが、少し込み入ったことをやろうとすると、出来ないです。やはりコードを書きたい。
エンジニア(コードかける人)がいない企業や飲食店などで、在庫管理アプリなんかが作れると、便利かと思います。
機会があれば作ってみたいと思います。

あと、少し動作が重い気がします。
上記のTodoを表示するのも、0.5秒ほどではありますが、読み込み時間のくるくるが発生します。
まだBeta版なので、改善されるかもしれません。

今回は試せていませんが、上位プランを使用すれば、Honey code のAPIが使えるので、Lambdaからの操作が可能になるようです。

正式版では、DBなどの連携が出来ると、表示されるものを動的に出来るので、嬉しいので、期待します

Slackが対応することが発表されているので、ノーコードでアプリを作成して、Slackにメッセージを送る等が可能になるかもしれませんね。

正式発表され、様々な会社が提携すると、とても便利なサービスになると思います。