スパム分類失敗をシステムに教えてみた

この記事は「スパムFAXを画像解析+機械学習でブロックしてみた」の全6回のシリーズ記事の最終回です。

はじめに

前回の記事では【第5回】スパムFAXを機械学習でブロックしてみたを紹介しました。

今回は実際に機械学習でスパム分類をしましたが、あくまでも機械学習なので必ずしも分類成功しているとは限りません…
そこで、教師データを増やして、このシステムの頭を良くすることを目的にFaxをチェックした人がSlackのボタンを押すことでシステムに教えることにしました。最終的にはこの機能無しで動かせるようにする予定です。

やったこと

やったことは至って簡単!!
過去のこの記事を参考にボタン付きメッセージがSlackへ届くようにし、ボタンをプッシュした情報はLambdaを使ってS3に保存されるようにしました。

そして、ボタンをプッシュしたらボタンが無いメッセージが残るようにしました。

定期的に新教師データでの学習をするようにしてあげればどんどん賢くなります。

Dashボタンでウォーターサーバーの備品注文をできるようにしてみた
slackのボタンを押した時の情報をlambdaで受け取ろうとしたら、躓いた話

おわりに

Faxが届いたらスパム分類を行ってその結果とFaxデータの保存されたS3のURLをSlackに通知、そのFaxが必要なものか否かをシステムに教えていく…
このサイクルを回していき精度が充分なことが証明されたら(今も充分精度は高いが)最終的にはスパムじゃないFaxのみを通知していくようにしたい。

▼Faxのスパム分類シリーズ記事(全6回)