以前AWS ChatbotでSlackに簡単に通知の記事で簡単にSlackに通知出来るようになりました。
今回は利用料金を通知するように設定してきます。
クラウドサービスを使っていると怖いのはやはりクラウド破産
そうなる前に一定の金額でお知らせしてくれるようにしましょう。
前回行ったSNSの設定とChatbotの設定は終わっているものとします。
今回は課金が開始されたらアラームを行います。
金額を変えるだけで、指定の金額にすることが出来ます。
設定のやり方
マイ請求ダッシュボードの設定
マイ請求ダッシュボードの左側のメニューから 設定 > Billingの設定 をクリックします。
請求アラートを受け取るにチェックをいれます。
これは一度チェックを入れるともとに戻せないようです。
チェックをつけたら設定の保存をクリック
SNSの設定
次にAmazon SNS のアクセルポリシーを設定します。
SNSのコンソールから トピックをクリックして、事前に作成していたSlackへの通知をするトピックを選択します。
編集をクリックして、アクセスポリシーを変更します。
"Statement":[{
の下に以下の文字列を貼り付けます。
{ "Sid": "E.g., AWSBudgetsSNSPublishingPermissions", "Effect": "Allow", "Principal": { "Service": "budgets.amazonaws.com" }, "Action": "SNS:Publish", "Resource": "your topic ARN" },
Resource の your topic ARN はSNSのARNを貼り付けてください。(arn:aws:sns:~~~から始まるやつです。)
貼り付けたあとはこんな感じになるかと思います。
AWS Budgetsの設定
マイ請求ダッシュボードから Budgets を選択します。
その次に予算を作成をクリックします。
コスト予算を選択して、次に予算の設定をクリックします。
名前は好きな名前をつけます。
日本語が使えます。
間隔は月別にすると月間のコストで計算されます。
次に 定期予算 と 期限切れになる予算 とありますが、これは毎月更新していくか、その月だけで終えるか ということです。
予算額に予算を入れます。
今回は課金された時を知りたいので、$0.01にします。
その他は特に設定する項目はありません。
デフォルトのまま アラートの設定 に進みます。
アラートを実行するタイミングを設定出来ます。
%で指定するか絶対値で指定するかを選びます。
今回は100%で設定します。
連絡するメールアドレスを入れます(メール通知させたくない場合は入れなくて大丈夫です。)
Amazon SNSトピックを通じて通知にチェックを入れて、先程アクセルポリシーを設定したARNをいれます。
設定できたら予算の確認を押して、作成をクリックして完了です!
実際のアラート
実際に課金されたときのアラートはこんな感じできました。
終わりに
個人でもAWSやその他のクラウドを使うのでクラウド破産がすごく怖いです。
会社やチームで使う場合も気をつけないと高額な請求になる場合があるので、予算の設定はしっかり行っていきたいです。