AWS Certificate Manager プライベート認証機関が、CloudFormation リソースの提供開始

2020年1月27日にAWS Certificate Manager (ACM) プライベート認証局が、CloudFormationリソースの提供を開始しました。

以下公式サイトです。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/01/aws-certificate-manager-private-certificate-authority-offers-cloudformation-resources/

何ができるようになったか

まずはACMから

ACMというAWSの無料SSL証明書サービスがあります。
仕様の詳細はこちら
簡単に、以下のような特徴を持っています。

アルゴリズム

  • 2048 ビット RSA (RSA_2048)
  • 4096 ビット RSA (RSA_4096)
  • Elliptic Prime Curve 256 ビット (EC_prime256v1)
  • Elliptic Prime Curve 384 ビット (EC_secp384r1)

特徴

  • 有効期限 13ヶ月
  • 自動更新 => 詳細

ACMプライベート認証局とは

まずプライベート認証局のほうは通常のACMと違い、料金がかかります。
ACMプライベート認証局1つにつき、400USD/月かかります。 400USDはプライベート認証局を削除するまで課金されます。

ACMプライベート認証局は、証明書管理機能をパブリックの証明書とプライベートの証明書の両方に拡張するプライベート CA サービスです

CloudFormationとは

CloudFormationとはすごく簡潔にいうなれば、AWSの構築を自動化できるサービスです。
詳しい解説は公式ページへ =>https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/acm/latest/userguide/acm-overview.html

そして何ができるようになったか

AWSの構築を自動化できるサービス(CloudFormation)でACMプライベート認証局が使えるようになったので、 サービスまたはアプリケーションの用意が素早く、確実に行えるようになった ということです。
ACMプライベート認証局の利用には400USD/月かかるので、注意しながら利用してください。