前回、前々回に続き、GitHub Flowについて見ていきます。今回が最終回です。 今回はGitHub Flow最大の特徴、プルリクエスト(PR)機能についてです。
プルリクエストとは
簡単に言うと、開発者のローカルリポジトリでの変更を他の開発者に通知する機能です。
PRはこのFlowにおいては「自分の作業が終わったのでレビューしていただいて問題なければmasterにマージなんかしてもらえると嬉しいな」 という時に開発者がリーダー(もしくはレビュワー)にだす合図です。
これが出されるとリーダーはその人の作業内容を確認後に問題なければmaterにマージして新機能が追加されたり不具合が直ったりします。 ただPRは別に作業が終わってなくてもここまでやったんですが、この先は分かりません、みたいなヘルプを求めるときにも使えます。WIP(Working In Progress)という考え方に基づいています。 問題によっては人に聞けば五分で解決、なんてこともあってチームの開発効率も上がるのです。 実際にPRを使う際にはあらかじめ記法や規則、フォーマットを作っておけば更に見やすくレビューもしやすいなどいいことずくめです! 質問がソースコードとともに一元されるところもいいですね!
まとめ
GitHub Flowに基づいて開発する際にはブランチ名の命名規則、PRの運用規則をきちっと決めればシンプルで強力なワークフローになります。