正確には仮想環境のコピーではなく仮想ハードドライブの移行となります。Mac側では予め仮想ハードドライブファイルの2倍以上の容量が必要になります。
VMWarePlayer で使用していた仮想ハードディスクにあたるvmdk(vmxではない)ファイルをMacにコピーします。以下では/path/to/mydisk.vmdkにコピーしたものとして説明します。
そのままではVirtualBoxに読み込めないのでVBoxManageコマンドで仮想ディスクをコピーします。
VBoxManage clonehd /path/to/mydisk.vmdk /path/to/mydisk_vbox.vmdk
VirtualBox マネージャーの「新規」をクリックして仮想環境名、OSを入力します。
ハードドライブの画面で「すでにある仮想ハードドライブファイルを使用する」を選択して上記で作成した「mydisk_vbox.vmdk」を選択します。
VirtualBox
OSのタイプを間違えたり、ディレクトリを変更したりして仮想マシンの設定をやり直そうとするとVirtualBoxのほうでUUIDが被ってるとかでエラーになることがあります。ファイルパスとUUIDのペアをVirtualBox側で保持しているためです。
下記のコマンドでVirtualBoxで保持している仮想ハードドライブの情報を確認できます。
VBoxManage list hdds
また、下記のコマンドでVirtualBox側の登録を解除します。–deleteオプションをつけると実ファイルも削除されます。
vboxmanage closemedium disk ${UUID}