特定のレコードを変更するとき
レコードを変更する際の基本書式は以下である。
UPDATE テーブル名 SET 列名=値 WHERE (条件式)
このようなデータベースを作成したとして
+-------+----------+ | name | password | +-------+----------+ | user1 | user1 | | user2 | user2 | | user3 | user3 | | user4 | user4 | +-------+----------+ 3 rows in set (0.00 sec)
user4のパスワードを変更したいときは
update user_info set password='password4' where name = 'user4';
テーブル名・・・user_info 列名・・・password
値・・・user4
値に数値ではなく文字列が入る場合には『’’』か『””』が必要である。
user_infoというテーブルのuser4のパスワードを『password4』に変更する作業を行なっている。 また、抽出条件『WHERE』はあってもなくても動作する。 例えばuser1~4すべてのパスワードを「password4」にしたい場合は、『WHERE』を削除すれば良い。
update user_info set password='user4';
なお、コマンドは大文字でも小文字でも動作する。
特定のレコードを削除するとき
レコードを削除する際の基本書式は以下である。
DELETE FROM テーブル名 WHERE (コラム名) = (レコード名);
このデータベースでは以下のようになる。
delete from user_info where name = "user4";
このときuser_infoというテーブルのuser4の行を全て削除する作業を行なっている。