EC2のオートリカバリーがデフォルト有効になったので内容を確認してみた。

Amazon EC2 now performs automatic recovery of instances by default

こちらの記事にて、オートリカバリーが自動有効になったそうなので、もろもろの確認をしました。

設定確認

まず新規インスタンスを適当に立ち上げて、詳細より確認

「インスタンスの自動復旧」 が 「デフォルト」 となっていることがわかります。

どんなケースで復旧してくれるの?

Recover your instance

Simplified automatic recovery is initiated in response to system status check failures.

と記載されているように、CloudWatchで取得できるStatusCheckFailedにて問題が発生した場合に復旧します。

StatusCheckFailedは

StatusCheckFailed_Instance

StatusCheckFailed_System

のどちらかに問題が発生したかを見ているため、ざっくりとインフラ側の障害が発生した場合には検知してもらえると考えれば大丈夫です。

設定を消すにはどうしたらいいの?

インスタンスを右クリック、インスタンスの設定より、自動復旧を変更できます。

もともとあったインスタンスはどうなってるの?

確認したところ、すべてのインスタンスで自動復旧が有効化されてたため、自動復旧させたく無い場合にはオフにする必要があります。

どういうケースで無効化するべき?

自動復旧はリスタートが走るため、下記ケースが考えられます。

・起動時にバッチ処理が走るサーバー

・冗長化構成サーバーで復旧後に組み込むと差分で問題が発生するサーバー

通知来るの?

確認中ですが、来る場合には代表アドレスになると思われます。

そのため、インスタンス個別に担当者がおり対応する場合には

以前までと同じくCloudWatchを設定して復旧を入れて通知先にSNSなどを参照させる方法があります。