全てのEBS ボリュームタイプで 1 分間隔のCloudWatch メトリクスが利用可能に

2021年1月26日にAmazon EBSのすべてのボリュームタイプで1分間隔の詳細度の CloudWatch メトリクスを利用できるようになったと発表されました。

以下公式ページです
Amazon EBS がすべての EBS ボリュームタイプで利用できる 1 分間隔の詳細度の CloudWatch メトリクスを発表

Amazon EBSとは

Amazon Elastic Block Store (EBS)とはEC2にアタッチすることのできるブロックレベルのストレージサービスです。

EBSをスケールアップするのに必要な情報をCloudWatchから確認することができます。CloudWatchメトリクスを使用して、Amazon EBSボリュームのパフォーマンスとステータスをモニタリングできます。

アップデート

これまで、CloudWatchでモニタリングできる情報は、基本的に5分間隔の詳細度でした。io2とio1ボリュームでのみ、1分間隔のCloudWatchメトリクスを利用可能でした。

今回のアップデートで、
io2、io1、gp3、gp2、st1、sc1、standard
全てのボリュームタイプで1分間隔の詳細度で利用することが可能になります。

この機能は自動的にアップデートされます。
なにか有効にする手間もなく、即利用可能です。

料金

今回のアップデートによる追加料金はありません。
Amazon CloudWatchを使用してかかる料金のみです。

Amazon CloudWatch の料金

リージョン

利用できるリージョン

米国東部 (オハイオ, バージニア北部)
米国西部 (北カリフォルニア, オレゴン)
アフリカ (ケープタウン)
アジア (香港, ムンバイ, ソウル, シンガポール, シドニー, 東京)
カナダ (中部)
欧州 (フランクフルト, アイルランド, ロンドン, ミラノ, パリ, ストックホルム)
中東 (バーレーン)
南米 (サンパウロ)

まとめ

5分間隔から1分間隔になったことで、さらにEBSボリュームのタイムリーな状況を追いかけることが可能になりました。開発の中でシステムのパフォーマンスが問題になることは少なからずあると思いますが、より鮮明な状況把握ができるようになったことで、素早い対処、追加の計画をたてることが可能になるでしょう。