2020年12月8日にAmazon SageMakerの新機能であるAmazon SageMaker JumpStartが発表されました。
以下公式ページです Amazon SageMaker JumpStart の紹介
Amazon SageMaker JumpStartとは
機械学習は、専門の知識が必要で、モデルを構築、トレーニング、デプロイする一連の作業に何ヶ月もかかったりと手軽に始められるものではありませんでした。
Amazon SageMaker JumpStartはそんな機械学習を誰でも簡単に始められるようにしたサービスです。学習済みのソリューションを提供しており、初心者でも簡単な手順で数分でデプロイすることが可能です。SageMaker Studio内で簡単にアクセスすることができます。
SageMaker JumpStartが提供するのは
- 一般的な使用用途(不正検知、需要予測など)に対応した15以上のソリューション
- リポジトリで公開されている画像処理や言語処理に対応する150以上のモデル
- Amazon SageMaker で利用可能な組み込みアルゴリズムのサンプルノートブック
です。独自のデータを使用するように変更することも可能です。
SageMaker Studioを開くと、このようにJumpStartを有効にする欄が出てきます。
料金
Amazon SageMaker Studioを利用する料金に追加料金なしで利用することが可能です。
リージョン
Amazon SageMaker Studioが利用できるリージョンと同じです。 AWS Amazon SageMaker (米国) リージョンを除くAWSでサポートされているすべてのリージョンで使用できます。
まとめ
難しいイメージがありとりかかりにくかった機械学習が、知識いらずに数分でできるようになるとは驚きのサービスです。 これからソリューションやモデルの種類が増えることで、さらに色んな場面で簡単に機械学習を取り入れることができるようになるでしょう。