新型コロナウイルスの影響でリモートワークになったみなさん。こんにちは。
ビデオ会議ツールとしてZoomがとても人気になっています。
しかしこのZoomは脆弱性の面で非常に話題になってしまいました。
Zoomも対策に励んでいるようです
Zoomのセキュリティ強化が続く。90日後には使い勝手の良さとセキュリティが両立する可能性も。https://news.yahoo.co.jp/byline/ohmototakashi/20200415-00173356/
今回はAmazonのビデオ会議, チャットアプリであるAmazonChimeとZoomと比べていこうと思います。
AmazonChimeでできること
料金 – Amazon Chime | AWS から抜粋しています。
詳しくは公式ページをご確認ください。
AmazonChimeには無料版であるBasic版と有料版のPro版があります。
2020年3月4日から2020年6月30日の期間でAWSアカウントから初めてAmazonChimeを使用するとPro機能を無料で使用できます。
AmazonChimeには通話、ビデオ通話、会議という用語があります。通話とビデオ通話は1対1の通話とビデオ通話 という意味で、会議は2~250人までが参加出来るものです。
会議は名簿を使用することができ、誰が参加しているかなどが一覧で見れます。
無料版(Basic版)
無料版(Basic版)で使用できる主な機能は以下の通りです。
- 1対1での通話
- 1対1のビデオ通話
- 1対1のチャット(絵文字, 添付ファイルなどの使用可)
- 画面共有
- リモートデスクトップコントロール
- Alexa for Business を使用して参加する
- データセキュリティのための AES 256 ビット暗号化
有料版(Prp版)
有料版(Pro版)の料金は1 ユーザーあたり 3 USD/日、1 ユーザーあたり最大 15 USD/月になっています。
1ユーザーあたりなのでちょっと高いかな…というのが正直な感想です
無料版(Basic版)に加えて以下のことが出来るようになります。
- 会議のスケジュールとホスト (2 人以上)
- 会議をスケジュールに入れる
- インスタント会議を開始
- 最大 250 人の参加者をホスト
- 会議の録音
- Slackとの連携
Slackとの連携については無料版でも出来るかもしれませんが、記述がない & 試しで使ったときにはキャンペーンでPro版だったのでどちらかわかりません…
Zoomで出来ること
プランと価格から抜粋しています。
詳しくは公式ページをご確認ください
無料版(基本)
- 100人の参加者までホスト可能
- 無制限の1対1ミーティング
- グループミーティングは40分まで
- ミーティング数の制限なし
- 画面共有
- バーチャル背景
- ホワイトボード機能
- AES 256ビット暗号化
有料版
Zoomの有料版には3つの種類があります。
それぞれユーザ数で分けられており、100人までのプロ、300人までのビジネス、1000人までの企業 というプランです。
今回はプロ版で比較していきます
プロ
料金は月額2000円です。
無料版(基本)に加え以下のことができます
- 24時間までのミーティング
- ユーザー管理
- Slackとの連携
- 管理者機能コントロール
- 1GBのMP4/M4Aクラウド記録
まとめると
おそらく多くの方が使いたい機能に限定してまとめるとこんな感じです。
おわりに
AmazonChimeにはSDKなどの開発者向けのサービスもあるので、開発する方にはいいかもしれません。
前述しましたが、6月30日までは無料でProの機能が使えるので、AWSアカウントがある企業なんかでは便利かもしれません
Zommの有料アカウントが用意できなかったので、Slack連携は試せませんでしたが、AmazonChimeのほうでは試してみました。
/chime #チャンネル名
で通話が開始出来るので重宝するかもしれません。
Zoomの有料プランでも同じことが出来るので、Slackとの連携は便利ですね。
注意点としてはAmazonChimeには英語表記しかないところでしょうか。
簡単な英語なので使えないことはないですが…
AmazonChimeの無料キャンペーンが終わったあとは、18人までのグループなら毎日AmazonChimeを利用してもZoomより安く有料プランを利用できます。
40分以内のグループ会議はZoom、 40分を超えるグループ会議はAmazonChimeのように使うと料金も抑えつつ利用できます。
おまけ
最近「Zoom飲み」という名のオンライン飲み会が流行っているらしいのですが、みなさん料金はどのようにしているのですかね。
Zoomの無料版は40分しかグループ通話ができないので、飲み会目的に使うのはちょっと足りない気が…
会社のメンバーで飲むときはZoomを使用しているのでしょうか。
僕は友人たちとオンライン飲み会をしたときはみんなLINEを交換していたので、LINEでやりました。フィルターとかエフェクトなどを使えて盛り上がりました。
Zoomにはバーチャル背景機能があるので、そういったものでも盛り上がれそうですね
PCであれば、Snap Cameraを上手く使えばバーチャル背景や、フィルターなんかがたくさんあるので、楽しそうです。