AWS IoT SiteWiseとは
AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、モニタリングを容易にするマネージドサービスです。産業施設全体の機器を簡単にモニタリングして、機器およびプロセスの障害、生産における非効率性、製品の欠陥といった無駄を特定します。 AWS公式サイト
AWS IoT SiteWiseは、 2018年11月に発表されました。施設にあるゲートウェイ上で実行可能なソフトウェアを提供し、産業データの収集と整理を自動化する、そしてこれらのデータをAWS Cloudに送信するというサービスです。運用状況や効率性を理解することにより、イノベーションおよび改善の機会を明らかにすることができます。
仕組みはこのようになっています
新機能
2019年12月AWS IoT SiteWiseに新たに機能が加わりました。
MQTT または REST APIを使用してデータを時系列データストアに保存 既存のサポートに加えて、OPC-UAを通じて産業機器からデータを収集します。
産業施設の仮想表現やモデルを作成 数十万のアセットの階層にまたがる可能性があるモデルを作成し、そのモデルを使用して、単一のセンサー、組立ライン、またはサプライチェーンを表すことができます。
数学的演算子と統計的演算子の組み込みライブラリを使用して、機器データの変換を作成し、メトリクスを計算 機器データと計算されたメトリクスはすべて、時系列データストアに保存されます。
ライブデータストリームの発行 このデータストリームには、機器にリンクされた測定値と計算されたメトリクスが含まれます。
SiteWise Monitor 機能を使用して、完全マネージド型のウェブアプリケーションを作成 SiteWise Monitor を使用すると、ユーザーは AWS IoT SiteWiseで取り込まれ、モデル化された機器データを自動的に検出して表示できます。データをリアルタイムで表示したり、複数の機器の履歴を比較分析できます。
新料金体系
メッセージング、データストレージ、データ処理、およびSiteWise Monitorの各使用に対して課金されます。 従量課金制で、最低料金ラインもありません。 (従来は取得されたスキャンされたデータ量による課金)
料金の詳細→AWS IoT SiteWise の料金 プレビュー中はAWS IoT SiteWiseを利用しての料金はかかりません。