2019年12月4日に発表されたAmazon Redshift RA3についての解説です。
Amazon Redshift RA3 とは
Amazon Redshift RA3とはRedshift用の次世代のNitro搭載コンピューティングインスタンスを用いた新しいインスタンスタイプです。
s3のローカルSSDベースのストレージを使用する管理ストレージ、およびS3との間のデータモーションを最適化する複数の高度なデータ管理技術など、アーキテクチャの改善を活用しています。
新しいRA3インスタンスは、新しいマネージドストレージモデルと連携して動作するように設計されています。ra3.16xlargeのインスタンスは48個のvCPU、メモリの384GiB、およびストレージの最大64TBを持っています。2〜128インスタンスのクラスターを作成し、8PBを超える圧縮ストレージを提供できます。
そして作成済みのクラスターからスナップショットを利用してRA3を利用したクラスターを作成することが可能です。
Redshift用の次世代のNitro搭載コンピューティングインスタンス
SSDとS3ストレージに同じ低価格を支払い、追加のインスタンスを追加して料金を支払うことなく、データウェアハウスのストレージ容量を拡張できます。
Dense Storage(DS2)インスタンスを使用する既存のAmazon Redshiftのほとんどのお客様は、同じコストで最大2倍のパフォーマンスと2倍のストレージを取得できます。
追加コストなく、パフォーマンスとストレージを取得出来るのは素晴らしいですね!
対応リージョン
対応リージョンを以下の通りです。
- 米国東部(オハイオ)
- 米国東部(バージニア北部)
- 米国西部(北カリフォルニア)
- 米国西部(オレゴン)
- アジア太平洋(ソウル)
- アジア太平洋(シンガポール)
- アジア太平洋(シドニー)
- アジア太平洋(東京)
- EU(フランクフルト)
- EU(アイルランド)
- EU(ロンドン)