EC2の新しいインスタンスタイプが発表されました! 第6世代『M6g/R6g/C6g』です!
新しいインスタンスはAWS Nitro System上に構築されており、新しいGraviton2プロセッサーを搭載しています。
性能向上
EC2インスタンスの第5世代(M5/C5/R5)と比較して
- NginxによるHTTPSロードバランシング: +24%
- Memcached: +43%のパフォーマンス、低遅延
- X.264ビデオエンコーディング: +26%
- Cadence Xcelliumを使用したEDAシミュレーション: +54%
このように性能向上しています。
セキュリティに関しても水準が高くなっており、AWS Nitro Systemの既存の機能に基づいて、インスタンスのメモリは、起動時に生成され、256bitキーで暗号化されます。
またAmazon EMR、Elastic Load Balancing、Amazon ElastiCache、およびその他のAWSサービスも強化する予定とのことです。
インスタンス詳細
今回発表されたインスタンスタイプは
汎用化インスタンス(M6gおよびM6gd)– 1-64vCPU、最大256GiBのメモリ
CPU最適化インスタンス(C6gおよびC6gd)– 1-64vCPU、最大128GiBのメモリ
メモリ最適化インスタンス(R6gおよびR6gd)– 1-64vCPU、最大512GiBのメモリ
M6gインスタンスはプレビューの申し込みが開始されています。 2020年に更にインスタンスについて詳しい情報が公開されます。
公式サイト –Coming Soon – Graviton2-Powered General Purpose, Compute-Optimized, & Memory-Optimized EC2 Instances