こんにちは。hacknoteのr.katoです。
環境構築だけではつまらないので、ひとまず簡単にできる、
そして科学分野で必ず使われるグラフを作る方法を紹介していきます。
この記事で必要な知識は、
- 配列の考え方
- ファイル構造
- terminalでの基本的なコマンド操作
この記事は以前
・ プログラミングの環境構築をするにあたって必要なもの
・ Anacondaを使ったpython環境構築
・ pyenvを使ったpython環境構築
で紹介したエディタとpythonの実行環境がインストールされていることを前提に進みます。
使うライブラリ
- matplotlib
- numpy
ライブラリのインストール
$ pip install matplotlib numpy
使い方
(例)
make_graph.pyを作ります。ファイル名はなんでもいいです。
拡張子(.以降のこと)は必ず py
にしてください。
import matplotlib.pyplot as plt import numpy as np x = np.array(range(1,11)) y = np.array(range(100,110)) plt.plot(y) plt.show() plt.plot(x,y) plt.show()
プログラムファイルを作成保存したら次のようにterminal(もしくはコマンドプロンプト)で実行してあげればOKです。
$ python make_graph.py
このプログラムを実行すると、2つのグラフが表示されます。
最初の2行はライブラリのインポートを行っています。
1行目は matplotlib
というライブラリの pyplot
というものを plt
という名前でこのプログラム内では扱うという宣言で、
2行目は numpy
というライブラリを np
という名前で扱うという宣言です。
4行目と5行目はnumpyのarrayという関数を使って配列を作っています。
そして、plt.plot()で作成した配列をグラフにセットし、plt.show()で表示しています。
関数の詳しい使い方はGoogle検索をするか、terminalにpythonと打ち込んで、対話モードにした後、使いながら調べてみてください。
ちなみに、このプログラムは このようなグラフが一枚出てきた後、
×で消すと
このグラフが出てくるようになっています。
実際にやってみて、そして、関数を調べてみてください。