AWS Cloud9で様々な言語の開発環境の構築

今回はAWS Cloud9を使って

  • Ruby
  • C言語
  • Golang
  • Java(Kotlin)
  • JavaScript

が実行できる環境を整えていきます。

AWS Cloud9についてや、導入のやり方はAWS Cloud9とは?をご覧ください。

Rubyの環境構築

Rubyの環境構築はとても簡単です。


左側の範囲内で、右クリック>New Fileを選択して、「test.rb」などと拡張子として.rbを入れるだけです。あとは適当に

puts "Hello,world!"

と入力後、実行をクリックするだけです。

C言語環境構築

C言語も簡単です。


左側の範囲内で、右クリック>New Fileを選択して、「test.c」などと拡張子として.cを入れるだけです。あとは適当に

#include <stdio.h>

int main (void){

    printf("Hello.world!\n");

    return 0;
}

と入力後、実行をクリックします。
ちなみにAmazon linuxではbashでgccがデフォルトで使えるので、

$ gcc test.c
$ ./a.out

でも実行することが出来ます。

Golangの環境構築


Golangも同様です。左側の範囲内で、右クリック>New Fileを選択して、「test.go」などと拡張子として.goを入れるだけです。あとは適当に

package main

import "fmt"

func main() {
  fmt.Printf("Hello World\n")
}

入力後実行をクリックします。

Golangもbashで実行することができます。

$ go run test.go

これで実行することが出来ます。

Javaの環境構築


Javaも同様です。左側の範囲内で、右クリック>New Fileを選択して、「test.java」などと拡張子として.javaを入れるだけです。あとは適当に

public class test{
   public static void main(String[] args){
     System.out.println("Hello,world!");
   }
}

と入力後実行します。 注意点は一行目のpublic class test{}の太字部分はファイル名と対応させる必要があるので、エラーが発生した場合はここを見てください。

Java Scriptの環境構築 


Java ScriptはHTMLの中で動作するものなのでHTMLファイル中に記述します。
例えばページ上に動く時計を表示するものを作成します。
左側の範囲内で、右クリック>New Fileを選択して、「index.html」を作成します。

<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <title>サンプル</title>
            <script>
                window.onload = function() {
                    setInterval(function() {
                        var dd = new Date();
                        document.getElementById("T1").innerHTML = dd.toLocaleString();
                    }, 1000);
                }
            </script>
    </head>

    <body>
        <div id="T1"></div>
    </body>
</html>

入力後実行をクリックしたあとに、Previewをクリックし、Preview File index.htmlをクリックします。そうすると右側にHTMLが表示され、入力したスクリプトが表示されます。

最後に

AWS Cloud9は他にも多くの言語がサポートされています。
詳しくはAWS Cloud9 Integrated Development Environment (IDE) の言語のサポートをご覧ください。