phpMyAdminの構築

こんにちは。hacknoteのj.kushiyamaです。
今回学習したことの一部としてphpMyAdminの構築方法について紹介したいと思います。

phpMyAdminとは?

MySQLの操作や管理などを行うツールです。SQL文が苦手でも気軽に扱うことができます。

phpMyAdminのインストール

準備

mysqlで以下の文を実行しデータベースを作成しておきます。

mysql> create database wpa001;
mysql> create user wpa001@localhost identified by 'Example1@';
mysql> grant all on wpa001.* to wpa001@localhost identified by 'Example1@';
mysql> flush privileges;

それぞれユーザ名、パスワードに相当するwpa001とExapmle1@の部分は任意です。
ただし、パスワード部分に相当するExample1@はパスワード部に大文字、数字、特殊記号を含む必要があり、その条件を満たしていないとエラーになってしまうため注意してください。

scpコマンドでローカルから/usr/local/src/にphpMyadmin-4.9.0.1-all-languages.tar.gzが送ってあることを想定しています。

#コマンドの例(srcのパーミッションを一時的に777にしてあります)
scp -i ~/ci-training.pem phpMyAdmin-4.9.0.1-all-languages.tar.gz user@x.x.x.x:/usr/local/src/

詳細については以下のリンクを参照してください。

scpコマンドについて
phpMyadminのダウンロードページ

ダウンロードページで最新版の圧縮ファイル(tar.gzファイルなど)がダウンロードできます。

インストール手順

以下のコマンドを順に実行していきます。

cd /usr/local/src/
tar -zxvf phpMyadmin-4.9.0.1-all-languages.tar.gz
mv phpMyadmin-4.9.0.1-all-languages /var/www/phpMyAdmin
chown -R apache: /var/www/phpMyAdmin/
vim /etc/httpd/conf.d/phpmyadmin.conf

そして、vimで開いた/etc/httpd/conf.d/phpmyadmin.confに以下の5行を追加します。

Alias /phpMyAdmin "/var/www/phpMyAdmin"
<Directory "/var/www/phpMyAdmin">
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

そして、

systemctl restart httpd

または

service httpd restart

でapacheを再起動することでphpmyadminが使えるようになります。

phpMyAdminへのログイン

たとえばhttp://examplehoge.com/phpMyAdminのようにアクセスして、

ログイン時には先程作成したアカウントの情報を入力します。 上で述べた例の場合、ユーザー名にはwpa001、パスワードにはExample1@を入力するとログインすることができます。