chmod 権限コマンドについて

権限の確認

まずlsコマンドでフォルダの内容確認してみる


$ls -l 合計 32 -rwxrw-r--. 1 root root ***** *月 ** **:** hoge -rw-r--r--. 1 root root ***** *月 ** **:** huga

この時の-rwxrw-r–のような最初の10文字のアルファベットで権限を表す

**読み方
右から1,3,3,3に区切り、右から
                   ↓-rwxrw-r–の場合
ファイルの種類             -
所有者のアクセス権限          rwx
グループユーザーのアクセス権限     rw-
その他ユーザーのアクセス権限      r–
を表す

**r,w,xの持つ意味
r:読み込み権限あり
w:書き込み権限あり
x:実行権限あり
である

つまり-rwxrw-r–は
所有者は読み書き実行全て可能、グループユーザーは読み書き可能、その他ユーザーは読むことだけ可能
ということを表している

アクセス権限の変更

権限を与える、変更するにはchmodコマンドを使う

$ chmod アクセス権限 ファイル名

ここでアクセス権限は755だったり600などの3桁の数字で表す

それぞれの権限は数値(モード)を使って表される
r → 4
w → 2
x → 1

これを組み合わせることによって、例えば

r w x = 4+2+1 = 7
r – x = 4+1 = 5
– w – = 2
– – – = 0

このように権限の種類を0〜7で表している、なので
755はrwxr-xr-x(所有者は読み書き実行全て,グループユーザー読み実行可,その他ユーザー実行可能),
600はrw-------(所有者のみ読み書き可能),
という意味になる