Ionic で HTTP リクエストを使ってデータを受け取るには

Providerを使うと綺麗に書ける

Componentの中に直接書くこともできると思う。
しかし、Providerを使うことで綺麗に書ける。

Providerを作る

以下のコマンドでコマンドラインから作ることが出来ます。

ionic generate provider {任意のproviderの名前}

Providerを書く(の前に)

HTTPリクエストをどこでも使えるようにapp.module.tsにHttpClientModuleを追加します。

...
{色々importされている}

import { HttpClientModule } from '@angular/common/http'; // これを追加

@NgModule({
  declarations: [...],
  imports: [
    ...,
    HttpClientModule // これを追加
  ],

  ...

Providerを書く

先程作ったProviderの方ではHttpClient, Observableがimportされている必要があります。
getFullData関数が今回データを得る際に呼び出す関数になります。

import { HttpClient } from '@angular/common/http';
import { Injectable } from '@angular/core';
import { Observable } from 'rxjs/Observable';

@Injectable()
export class CrimeDataProvider {

  constructor(public http: HttpClient) {

  }

  getFullData(): Observable<{受け取るデータの形}> {
    const url = {任意のurl};
    return this.http.get<{受け取るデータの形}>(`${url}`);
  }

}

HttpClientのget関数はObservableを返します。

データを受け取る処理を書く

まず、データを使いたいComponentの中で、

constructor(private crimeDataProvider: CrimeDataProvider) {}

のような形でProviderを使う準備をします。

そして、

loadData(): void {
    this.crimeDataProvider.getFullData().subscribe((datas) => {
        {datasに好きな処理をすることができる}
    });
}

(関数の名前がloadDataである必要はない。)