Amazon Connectで営業時間外の着信をSlackに通知してみた

はじめに

こんにちは。hacknoteのr.katoです。

今回は営業時間外にかかってきていた着信をAmazon ConnectとLambda関数を使ってSlackへ通知するシステムを作ってみました。
これで機会損失を減らせるのではないでしょうか?

作成手順

  1. Lambda関数作成(AWSコンソール)
  2. Amazon Connectの設定画面の問い合わせフローで、作成したLambda関数をアタッチ(AWSコンソール)
  3. オペレーション時間の設定(Amazon Connectインスタンス内)
  4. 問い合わせフローを作成(Amazon Connectインスタンス内)

事前準備

こちらの記事を参考に電話番号の取得まで、済ませてください。
その後、こちらの記事を参考にCCPで電話発信のできるユーザーアカウントを一つ用意してください。
また、こちらの記事を参考にSlack Appの作成をしておいてください。

設定方法

Lambda関数(AWSコンソール)

Lambda関数のFullアクセスのできるロールをアタッチして作成してください。 参考までに

今回、外部ライブラリはLayer機能を使いました。
使い方はこちらの記事を参考にしてください。

Amazon Connectの設定画面の問い合わせフローで、作成したLambda関数をアタッチ(AWSコンソール)

AWSコンソールのAmazon Connectにアクセスします。
すると、次のような画面になるので赤枠内をクリックします。

その次の画面で問い合わせフローをクリックします。

そして、下の方にスクロールしていくと、Lambdaの設定枠があるので、先ほど作成したLambda関数をアタッチします。
すると次の画像のようになるのでARNを控えておきます。

オペレーション時間の設定(Amazon Connectインスタンス内)

次の画像のように、オペレーション時間設定画面にアクセスします。
画面の指示に従えば簡単に設定できます。
※注意! タイムゾーンを選択を間違えないように。

問い合わせフローを作成(Amazon Connectインスタンス内)

基本的な設定はこちらこちらの記事を参考にしてください。

今回はこのような問い合わせフローを作成しました。

オペレーション時間を確認するで営業時間or営業時間外を判定していて、AWS Lambda関数を呼び出すで最初に作ったLambda関数を実行しています。
次の画像の赤枠内に先ほど控えたARNを入力して、問い合わせフローの保存して発行をすればSlackへ電話番号の通知が来るようになります。

実際に電話をかけてみた

無事Slackに通知されました!