Intercom を Google Analytics で計測できるようにする

チャット型Webカスタマーサポートサービスとして人気の Intercom の活動を Google Analytics で計測するための方法です。

やり方は公式ドキュメントにあるのですが、これに従った内容を日本語で残しておこうと思います。

Intercomの設定

Intercomのメニュー左下の「App Store」より「Google Analytics」を開きます。

開いた画面でインストールしたら、Google Analytics のトラッキングIDを入力して保存します。
Webサイトの解析をする時にも使っている「UA-」から始まるIDです。

Intercom側の設定は以上で終わりです。

Google Analytics での見方

Intercomの連携に成功した時点で、Analytics側にはIntercomの挙動ごとにイベントが記録されるようになります。

Intercomのイベントはイベントカテゴリ「Intercom Messenger」でまとめられます。自分で操作してリアルタイム解析で挙動を確認するのも良いでしょう。

イベントカテゴリ「Intercom Messenger」は、さらに挙動ごとのイベントアクションで分けられています。

各アクションについて公式ドキュメントにもありますが、日本語でまとめると以下になります。

イベントアクション内容
Opened MessengerIntercomが開かれた時
Closed MessengerIntercomが閉じられた時
Triggered Messageメッセージやボットのトリガーに一致した時
Viewd Messageユーザにメッセージが見られた時
Started New Conversation新規ユーザが最初のメッセージを送信した時
Sent a Replyユーザが返信した時
Provided Email Addressユーザがメアドを登録した時
Interacted with Appユーザがアプリからの応答と対話した時
Completed App Flowユーザがアプリからの応答でコンバージョンした時

最後2つは実際試していないので意訳になりますが…

またイベントラベルにはユーザのIDが記録されているので、どのユーザがどんなアクションを起こしたかも分かります。

イベントを対象に目標設定するなど応用してみてください。