Google Apps Scriptは、Googleが提供しているJavaScriptをベースにしたプログラミング言語です。
通常のJavascriptとの違いは実行環境がブラウザにあるか、Googleのサーバー上にあるかです。通常のJavascriptでは、GoogleChromeやInternetExplorerなどのブラウザで実行し、実行結果が表示されます。一方で、Google Apps ScriptはGoogleのサーバー上でコードの内容が実行され、ディスプレイに結果が表示されます。 そのため、Google Apps Scriptでは「Window」や「Document」などのオブジェクトは使用できないというデメリットがあるものの、Googleが提供しているサービスと自由に連携することができます。
ex) ・Googleドライブ ・Googleドキュメント ・スプレッドシート ・Gメール ・Googleカレンダー ・Googleマップ ・Google翻訳 ・…など
例えば、スプレッドシート内にGoogle Apps Scriptで書いたコードを実行することで、日本語のテキストを英語にしたり、入力した住所から座標を抽出することなど自由に操作することができるようになります。
Google Apps ScriptはGoogleが提供するサービス以外との連携も可能であり、TwitterやLine、Slackなどのサービスとも自由に連携することができます。
例えば、Wantedlyから応募してきたときに、社内のSlackの採用チャンネルなどにその応募してきた人の情報を自動で社内の人に共有することもできるようになり、様々な手間を省くことができます。 また、特定の人物がツイートしたときに、LINEで通知をしてくれるボットなどの開発も可能であり、様々な可能性があります。
