Expiresヘッダはレスポンスヘッダのひとつで、WEBサーバー側で適切な設定をすることによって、新しいファイルが存在しているかどうかを確認することなく、ブラウザでキャッシュ済みのファイルを強制的に適用する優先度が高いヘッダ。レスポンススピードの高速化が期待できる。
expires [キャッシュ期間]:キャッシュ期間を[キャッシュ期間]に設定できる。
例1:nginxを用いている場合、nginx.conf内に
expires 6d;
を記述すると、nginxに接続した際のキャッシュ期間は6d(6日間)と設定ができる。(最長1年推奨)
例2:ある特定のコンテンツタイプのときだけ有効にしたい場合
map $sent_http_content_type $expires { default off; text/css 8d; text/javascript 8d; application/javascript 8d; } expires $expires;
と記述することで、通常はキャッシュ無効、css/javascript(アプリ/テキスト)は8日のキャッシュ期間、などと細かく設定が可能