サーバーとは、ネットワークを介して他のコンピュータに何らかの機能やデータを提供するコンピュータです。
物理的な構造は普通のPCとほとんど変わりませんが、 他のコンピュータに機能を提供するためのソフトウェアが入っています。
サーバー上での作業
サーバーコンピュータは、サーバーソフトウェアや提供するデータが入っていなければただのコンピュータです。
サーバーとしてちゃんと機能させるためには、 サーバーにサーバーソフトウェアをインストールしたり、 提供するためのデータやアプリケーションを作成してサーバー上に設置する必要があります。
このような作業は基本的に、サーバーにログインして、サーバー上で行っていきます。
先程、「他のコンピュータに何らかの機能やデータを提供する」と書いたように、その性質上、自分自身のデスクトップの画像描写やフォルダ表示など「自分のための処理」は最低限しか入っていません。
そのため、CLI(コマンドラインインターフェース)と呼ばれる黒い画面で内部の動きを想像しながら操作することになります。
CLIは「Command Line Interface」の略称で、 「コマンド」という指示を打つことでファイルやディレクトリを開いたり、消したりコピーしたりと、いろいろなことが出来ます。
サーバーでの操作はCLI上で行われるので、実際にサーバーに接続して慣れることから始めましょう。
※ CLIと対極に、WindowsなどのPCの操作はGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)と呼ばれています。