Amazonの提供する仮想デスクトップサービス「Amazon WorkSpaces」で仮想デスクトップを作ると、同時にWorkDocsのサービスも有効化されます。WorkDocsは「AmazonのDropbox」と言えるサービスで、仮想デスクトップ間のファイル共有に利用できます。
仮想デスクトップ上でのWorkDocsの使い方
仮想デスクトップを一つでも作っていれば、WorkDocsのコンソールにアクセスすると以下の画面のようにWorkDocsの環境も作られています。サイトURLクリックでサービスサイトが開き、仮想デスクトップのユーザー情報でログインできます。
上記画像内のサイトURLの 赤く伏せたサブドメイン部分
は、仮想デスクトップからWorkDocsを利用する際に必要になります。仮想デスクトップからWorkDocsを開始する手順は以下になります。
以上の設定で仮想デスクトップに「WorkDocs」フォルダが作られ、そこに入れたファイルが自動でアップロードされるようになりました。ファイルの共有などの操作はWorkDocsのサイトURL側で行えます。
WorkDocsの料金
WorkSpacesのユーザーに関しては1ユーザーあたり50GBが無料で利用できます。そのため上記の手順のようにすでにWorkSpacesを利用していればWorkDocsの環境は無料で扱えることになります。
WorkSpacesを使わずWorkDocsのみで利用すると1ユーザーあたり1TB/月$5〜の料金がかかります。