【2018年版】WordPressの集客力を高めるタイトルの付け方

ページのタイトルはお店の看板と同じで、付け方ひとつで集客力が大きく変わります。
タイトルへの力の入れ具合によっては、紙とボールペンで手作りしたビラ、プロにデザインと制作を頼んだ看板、それぐらい集客力に差が出ます。

タイトルの付け方に正解はありませんが、目に留まりやすく、興味を惹き付けるためのルールやノウハウがあります。またWordPressサイトならば効率的にタイトルを設定する方法もあります。そうした効果的なタイトルの付け方をご紹介します。

目次

 

タイトル作りのノウハウ

 

内容の前にタイトルから作る

文章作りに慣れている人には当然に思われそうですが、内容を作り始める前にタイトルを作り込みましょう。

タイトルは内容が凝縮された設計図です。読む人に魅力を伝えるためだけでなく、書く人にとってもタイトルを先に作っておくことで内容もブレること無く作りやすくなります。

 

全角32文字以内

Googleの検索結果で省略されずに表示される文字数が全角32文字です。

映画の字幕が1行16文字・最大2行32文字と決まっているように、先人の研究によって日本人が一目で読める文字量は多くて16〜32文字程度とされています。コンパクト・簡潔に収めましょう。

 

解決策であることを伝える

そのページを読むことで何が解決できそうなのか、何が知れそうかタイトルで伝えます。

  • 誰の
  • 何の課題を
  • どのように解決するのか

これが基本形になります。
このページの場合は以下のような構成です。

  • WordPressの:WordPressを使う人を指す
  • 集客力を高める:集客の課題
  • タイトルの付け方:タイトルを改善することで集客を改善する

ビジネス目的のページならば、何らかの「痛み」を「すぐ」に解決できるようなタイトルが好まれます。

 

検索キーワードを知る

どんなに魅力的なタイトルが作れても、そもそも検索されていなければ集客できません。

集客したいキーワードが実際に検索されているのかをGoogleの「キーワードプランナー」で調べることができます。

詳しい使い方を以下のページで紹介しています。

例えば「パスタ」に関するページを書こうとしたら、実際は「スパゲティ」で検索されることの方が多いと分かった場合、主キーワードを「スパゲティ」に変えたほうが集客が見込めます。キーワードプランナーは関連するキーワードで検索数の多いキーワードも挙げてくれるため、こうした類語の選択にも役立ちます。

「ターゲットがどんなキーワードで探しているのか」というユーザー視点を起点にし、タイトルを作り、内容を作っていくことでユーザーが求めるものにマッチした良いコンテンツを作ることにも繋がります。

 

20件作り選別する

一つのページに対して最低20件のタイトルを作り、その中から最も良いタイトルを選びます。
これは私自身が徹底しているルールなので一般的な手法ではありませんが、発散と収束に基づく品質向上に繋がると考えています。

たとえばこの記事の場合、以下の案を考えました。

  • WordPressの集客を最大化するタイトルの付け方
  • WordPressの集客力を最大化するタイトルの付け方
  • WordPressの集客効果を最大化するタイトルの付け方
  • WordPressの集客を高めるタイトルの付け方
  • WordPressの集客力を高めるタイトルの付け方
  • WordPressの集客効果を高めるタイトルの付け方
  • WordPressの集客を最大化するタイトルの作り方
  • WordPressの集客力を最大化するタイトルの作り方
  • WordPressの集客効果を最大化するタイトルの作り方
  • WordPressの集客を高めるタイトルの作り方
  • WordPressの集客力を高めるタイトルの作り方
  • WordPressの集客効果を高めるタイトルの作り方
  • 【2018年版】WordPressの集客を最大化するタイトルの付け方
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  • 【2018年版】WordPressの集客を高めるタイトルの作り方
  • 【2018年版】WordPressの集客力を高めるタイトルの作り方
  • 【2018年版】WordPressの集客効果を高めるタイトルの作り方

わずかな言い回しの違いや類語のパターンですが、思いつく限り洗い出します。
この中から以下のロジックで選定しました。

  • 「集客」はビッグキーワードすぎると感じるので避ける。
  • 「集客力」の方が「集客効果」より検索ボリュームが多くコンパクト
  • 「高める」と「最大化」では「高める」の方が一般的な単語かつ漢字を減らせる
  • 「タイトル 付け方」の方が「タイトル 作り方」より検索ボリュームが多い
  • ノイズかもしれないが情報の新鮮さを見せたいため「【2018年版】」を入れてみる

前述のキーワードプランナーを使うなど、「検索されるか」「よりコンパクトに」という基準で絞り込んでいます。

「【2018年版】」は仮定を立てて試していますが、場合によっては後で取ることもあります。ページを作って終わりではなく一定期間の反響を見てタイトルや内容を変えることも検討してみてください。

 

本文のキーワードをタイトルに合わせる

タイトルを作った後のページ本文についてですが、タイトルで作ったキーワードと本文内のキーワードは一致させましょう。そうすることでSEOの面でより強くなり、読んだ人にも一貫性の印象を持たれます。

例えばこのページでは上記20件のタイトル例を除き、「タイトルの作り方」を使わず、「タイトルの付け方」に意図的に合わせています。こうした類語のゆれは発生しやすいため、書く本人や校正役の注意が必要です。

タイトル案から弾いた類語を文中検索すれば探しやすいです。

 

WordPressでのタイトル設定

良いタイトルを作るというより、WordPressでのタイトル作りをサポートしてくれる設定方法です。
プラグイン「All in One SEO Pack」を利用します。

 

ページ個別のタイトル設定

WordPressサイトのページタイトルは、通常はタイトル欄に入力された内容がテーマによって反映されますが、All in One SEO Packの導入で自由に設定できるようになります。

記事作成画面に以下の入力欄が追加されます。

All in One SEO Pack:ページ個別の設定

検索結果の表示イメージを見ながらタイトルとメタディスクリプションの設定ができるため、集客力を高めたいページへ個別の設定をしましょう。

これはページタイトルに関するAll in One SEO Packの代表的な機能ですが、サイト全体の集客(SEO)に関わる様々な設定ができます。その他設定について詳しい使い方は以下のページで紹介しています。

 

まとめ

集客力を高めるタイトルの付け方については以上となります。もしこれまでタイトルに注力していなければ、集客が劇的に変わる可能性もあるため「たかが32文字の文章」と軽く見ず、ぜひタイトル改善を実践してみてください。