こんにちは。
WordPress高速化サーバー「CloudAdvisor」がどのようなものかを紹介します。WordPressを実際に構築したことがある方だと分かると思うのですが、意外にもっさりしていませんか?これを手軽に解決できるのがWordPress高速サーバー「CloudAdvisor」です。
WordPressはどうして遅い?
WordPressはPHPで作られていて、アクセスがあるたびにPHPが動きます。ざっくり説明すると、こんな感じです。
(1) 閲覧者のブラウザからリクエストをサーバーが受け取る
(2) Webサーバーに処理が渡される
(3) WordPressのPHP処理が動く
(4) MySQLなどデータベースでコンテンツの検索をする
(5) WordPressがHTMLコンテンツを返す
実際には、テンプレートのPHP処理やプラグイン処理も入ります。多くの処理を必要とするのでどうしても重くなってしまいます。
WordPressが遅いデメリット・速いメリット
多少Webサイトの表示が遅くても影響はないのでは、と思ってしまいがちですが、次のようなデメリットがあります。
- 閲覧者のストレスとなり、離脱率が上がり、コンバージョン率が下がる
- Googleの検索順位が落ちる可能性がある(参考)
- サーバーの性能が必要になりコストがかかる
裏を返せば、高速化すれば以下のメリットがあります。
- 離脱率の下がる
- コンバージョン率が上がる
- Googleの検索順位が上がる
- サーバーコストの削減
となれば、高速化した方が良いのですが、チューニングはOSやWebサーバー、DBサーバーなど設定をインフラエンジニアが行うもので、Web制作者が行うのはなかなか難しいものです。
そのような悩みを解決するのがCloudAdvisorです。
CloudAdvisorってなに?
CloudAdvisorはAmazon Web Services(AWS)上で稼働する高速なWordPressサーバーです。WordPressに特化したサーバー設定することで、標準でインストールした場合に比べ17倍の性能が出るのが特徴です。AWSのアカウントを持っていれば、Amazon マシンイメージ(AMI)が無料で配布されているので自由に利用できます。AWSへのホスティングサービスも提供されているので、AMIは個人用、会社サイトやお客様向けにはホスティングなど用途に応じて使い分けられます。
もう少し詳しく、メリットを見ていきます。
CloudAdvisorのメリット
すぐに使える
AWS上でホスティングを提供しているので、トライアル申し込みをすれば、すぐにWordPressを使いはじめることができます。WordPressのインストールをする必要もありません。
超高速!
OSやミドルウェア、高速化プラグインの利用により、標準インストール環境の17倍の性能が出ています。
速度検証もしてあります。
https://cloudadvisor.jp/fastpress-performance
慣れ親しんだLAMP構成
WordPress推奨環境に準拠していて、Web制作をされる方に馴染みのある環境です。より高速化する方法としてHHVMやキャッシュプラグインを使う方法もありますが、動作環境に戸惑わない環境を優先してあります。
動作環境
Amazon Linux2
Nginx
MySQL
PHP7.2
詳細はこちらから
高度なセキュリティ
企業用途であればどのインフラにWordPressを置くかも気になるところです。CloudAdvisorはAWSを利用しています。標準でDDoS保護の恩恵も受けられまし、ファイアウォールも利用できます。無料のSSL証明書「Let’s Encrypt」も特別難しい手順なく利用できます。
まとめ
CloudAdvisorを使うと高速化したWordPressをすぐに使うことができます。高速と高セキュリティを兼ね備えた環境を試してみてはいかがでしょうか?