CakePHPでは、バリデーションによる入力チェックの仕組みを使用するために、Validatorというクラスが用意されています。 このクラスは、入力に対し独自のルールを適用するための仕組みです。
Validatorクラスには次のようなメソッドがあり、値の評価が出来ます。
・値が空かどうかのチェック
指定したフィールドの値が空かをチェックすることが可能です。
allowEmptyは空の値を許可し、notEmptyは逆に空なら許可しません。
$validator->allowEmpty( フィールド名 ); 1 $validator->allowEmpty( フィールド名 );
notEmptyでは、ルールに違反して空白だった場合にメッセージを表示することも可能です。
$validator->notEmpty( フィールド名 ); $validator->notEmpty( フィールド名 ,メッセージ); 1 2 $validator->notEmpty( フィールド名 ); $validator->notEmpty( フィールド名 ,メッセージ);
・フィールドのチェック
以下のようにすると指定したフィールドがあるどうかをチェックすることも可能です。
$validator->hasField( フィールド名 ); 1 $validator->hasField( フィールド名 );
・フィールドの存在チェック
また、以下のようにすると指定したフィールドに、NOT NULL相当にし、なおかつ必須項目にします。
$validator->requirePresence( フィールド名 ); 1 $validator->requirePresence( フィールド名 );