まずはじめに
postfixの設定ファイルは/etc/postfix/main.cfです。
そして、設定を変更したら、
postfix reload
というコマンドによって変更した設定を反映させることを忘れないようにしましょう。
ドメイン設定
/etc/postfix/main.cfにおいてデフォルトでは以下のように設定されていると思います。
myhostname = localhost mydomain = localhost
明示的には書いてありませんがmyoriginという設定項目があり、これがデフォルトではmyhostnameを参照しており、サーバーが送るメールのアドレスの@以降の部分を規定しています。よって、何も設定を変えていないとexample @localhost.localdomainのようになります。(myhostnameに.が入らないような文字列が指定されていると、自動で.localdomainが付きます。)
localhost.localdomainではなく自分の取得したドメイン名を設定したいだけであれば、1番早いのはmyhostnameの値を変えることです。
myhostname = mail.example.jp
暗号化設定
メールが暗号化されている場合、メールの詳細情報に「標準的な暗号化(TLS)」と表示されます。暗号化がなされていない場合、それが原因で迷惑メール扱いされてしまう可能性もあるため、設定しておくことをおすすめします。 SSLの設定がされていれば、次のように、/etc/postfix/main.cfに追記すれば受信、送信共に暗号化されます。
smtpd_use_tls = yes smtpd_tls_received_header = yes smtp_use_tls = yes