FileReaderクラスは、ファイルからテキストを読み込むためのクラスです。 参考:テキストファイルを読む
BufferedReaderクラスは、指定されたファイルを、バッファでバッファリングされた文字型入力ストリームに変換するクラスです。 参考:BufferedReaderクラス
StringBuilderクラスは、可変長の文字列を扱うクラスで、新しくオブジェクトを作成することなく随時文字列を追加することが出来ます。 参考:StringBuilderクラス
この三つを用いることで、指定したファイルの内容を文字列に変換することができます。
例えばsample.txtの内容を文字列に変換したい場合は以下のようになります。
import java.io.*; class BufferedReaderSample{ public static void main(String args[]) { try{ //FileReaderオブジェクトの生成 FileReader fr = new FileReader(sample.txt); //BufferedReaderオブジェクトの生成 BufferedReader reader = new BufferedReader(fr); //StringBuilderオブジェクトの生成 StringBuilder builder = new StringBuilder(); //readLine()は一行ずつしか読み込めないため、一行ずつ格納していくString型のオブジェクトを生成 String line; //読み込んだ行がnullになるまで、append()を続ける while ((line = reader.readLine()) != null) { builder.append(line); } System.out.println(builder.toString()); }catch(IOException e){ System.out.println("Exception :" + e); } } }
StrigBuilderオブジェクトであるbuilderをtoString()でString型に変換してあげることで、完成します。