WordPressがどのように起動されるのかをこちらのページを参考にして実際のファイルを追いながら見ていきます。
1) index.php
まずルートディレクトリのindex.phpが読み込まれます。
数行しかないファイルですが、テーマが使われているかという定数(WP_USE_THEMES)にtrueを定義して、
wp-blog-header.phpを読み込みます。
このWP_USE_THEMESはwp-includes/template-loader.phpでアクションフックの発行や
404リダイレクトなどのテンプレートファイルを読み込むためにも必要です。
2) wp-blog-header.php
wp-load.phpと前述のtemplate-loader.phpを読み込みます。
3) wp-load.php
このあたりからファイルの行数が増えて読むのにうんざりしますが、
ざっくりとまとめるとwp-config.phpファイル(WordPressの起動ファイル)をディレクトリ階層を跨いで、
探して読み込む、wp-config.php が存在しなければエラーとし作成するかを設定するという処理をしています。
4) wp-config.php
DB情報(DB名、ユーザ名、パスワード、ホスト名、utf-8、照合順序)、認証キー、DBテーブルの接頭辞、ローカル言語(日本語)、
デバッグモード(on/off)の設定情報を読み込み、ABSPATHが未決定なら決定し、wp-settings.phpを読み込みます。
5) wp-settings.php
wp-includesフォルダ内のファイルを読み込み、変数・関数・クラスの設定を行います。
6) wp-includes/template-loader.php
single.php、archive.php、index.phpなどのテンプレートファイルを読み込みます。