SRGAppVerWatcherを導入する

SRGAppVerWatcherは、インストール直後に何かを実行するとか、インストールしたのはいつだったのか知りたいとか、インストールやアップデートまわりの情報を利用するためのライブラリです。

0.導入方法

Podをつかいます。

pod 'SRGAppVerWatcher'

Objective-Cのライブラリなので、Swiftから利用する場合はBridging-Headerにもきちんと記述します。

#import <SRGAppVerWatcher/SRGAppVerWatcher.h>

1.インストール後一回だけ実行したい処理がある

 executeOnceAfterInstallを使います。

SRGAppVerWatcher.sharedWatcher().executeOnceAfterInstall { () -> Void in
  // 実行したい処理をここに記述する
  println("installed!")
}

2.アップデート後一回だけ実行したい処理がある

 executeOnceAfterUpdateを使います。

SRGAppVerWatcher.sharedWatcher().executeOnceAfterUpdate { 
(from, to) -> Void in
  // 実行したい処理をここに記述する
  println("updated from \(from) to \(to)!")
}

上のソースにおけるfromはアップデート元のバージョン、toはアップデート先のバージョンです。

3.インストール・アップデートに関する情報が知りたい

  • インストールされた日
let installDate = 
  SRGAppVerWatcher.sharedWatcher().installDate()
  • 最初にインストールしたバージョン
let installVersion = 
  SRGAppVerWatcher.sharedWatcher().installVersion()
  • 現在のバージョンを導入した日付
let updateDate = 
  SRGAppVerWatcher.sharedWatcher().updateDate()
  • 特定のバージョンを導入した日付
let updateDateOfv20 = 
  SRGAppVerWatcher.sharedWatcher().updateDateOf("2.0")

updateDateOfに任意のバージョンを引き渡すことでそのバージョンを導入した日付が得られます。存在しないバージョンや、導入したことがないバージョンを指定した場合、nilが返ってきます。

参考