VirtualBoxを使って日本語版の各IEバージョンを取り揃える方法です。
IEのバージョンテストといえば、
https://www.modern.ie/ja-jp
を使うのが定番かと思いますが、英語版がベースになっていて日本語化するには
http://qiita.com/hnakamur/items/5f2f9e817dd0de60abb2
このへんの対応をする必要があります。
この作業が結構手間だったり、言語ファイルのダウンロードのステップが手間だったり、再起動しても思ったところがまだ英語になってて手間だったりととにかく一筋縄でいかないことが多々あるので、日本語版の評価版をベースに各IEの検証環境を用意してみましょう。
ちなみに各IEのサポート期限はこちら
http://www.tama200x.com/blog/?p=1776
https://support.microsoft.com/ja-jp/gp/microsoft-internet-explorer
今回はIE7については触れません。
IE8
Windows 7 Enterpriseの評価版を使います。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/dn407368
の「Windows 7 Enterprise」からisoをダウンロードして使います。
IE9
IE8同様にWindows 7 Enterpriseの評価版を使います。
Windows 7 Enterpriseの評価版のイメージを起動して、普通にIE9をインストールしようとすると、IE11のインストールがおすすめされてしまうので、以下のアドレスからIE9をダウンロードしてインストールします。
・32bit版
http://download.microsoft.com/download/6/1/6/61683EDC-226B-46B6-AAB7-61D65CC52D36/IE9-Windows7-x86-jpn.exe
・64bit版
http://download.microsoft.com/download/1/7/1/171B6017-ABB1-4B78-AE43-B558E400B7AF/IE9-Windows7-x64-jpn.exe
IE10
このバージョンをつくるのが悩ましい問題でした。
Windows 7 Enterpriseの評価版をベースにすると、IE10をインストールしようとするとSP1が要求されますが、評価版なのでSP1にアップできずに詰みます。
Windows 8.1 Enterpriseの評価版をベースにすると、IE11がプリインストールされています。
Windows 8 Enterpriseの評価版を使います。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/dn407368
の「Windows 8 Enterprise」からisoをダウンロードして使います。
IE11
Windows 8.1 Enterpriseの評価版を使います。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/hh699156.aspx
からisoをダウンロードして使います。
Edge
Windows 10 Enterprise Insider Previewを使います。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/dn781239.aspx
からisoをダウンロードして使います。
参考
http://nvtrlab.jp/blog/bunbunmaru/%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%89windows7%E3%81%ABie9%E3%80%8110%E3%82%92%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%99%E3%82%8B.html