正規表現の主な使い道は「文字列の曖昧な検索」と「検索結果の置換」の2点
例えばテキストファイルの中から「XXXX年」というような「4桁の数字+年」の条件にマッチする部分を検索するようなときに正規表現を使うと検索しやすくなります。また、何らかの事情でテキスト中の「XXXX年」をすべて「2015年」に置換するときも正規表現を使いますが、 それはまた今度。まずは検索から行きましょう。
「4桁の数字+年」を表す正規表現は [0-9]{4}年 となります。
さくらエディタや秀丸エディタであればテキスト内検索の時に「正規表現」のチェックを入れればすぐ試せます。 適当にテキストファイルを作って検索ボックスで「正規表現」にチェックを入れて [0-9]{4}年 で検索してみましょう。
個人的によく使う正規表現
正規表現 | 意味 |
---|---|
[0-9] | 半角数字1文字 |
[0-9]+ | 半角数字1文字以上の文字列 |
[0-9]* | 半角数字任意の長さの文字列があればマッチ |
[0-9]{4} | 4文字の半角数字 |
[0-9]{1,5} | 1〜5文字の半角数字 |
. (ピリオド) | なんでもいいから1文字 |
.+ | なんでもいいから1文字以上の文字列 |
.* | なんでもいいから任意の長さの文字列があればマッチ |
[a-zA-Z0-9] | 半角英数字1文字 |